H2A最終号機の打ち上げが夜中に 行われることを知りました。
前から気にはなってたんですが、夜中の打ち上げなら軌道によっては伊勢からでも見えるんじゃないかと。TLEとか軌道要素の類のものがないかと探しましたが、ありませんでした。
YouTuneでJAXAの打ち上げ前ブリーフィングを見ていると、発射からの経過時間と高度、地図が発表されていました。昔覚えた公式、地球表面からの高さh1 (m), h2 (m)における光学見通し距離 d (km) を求める近似式、d = 3.57 * (SQRT(h1) + SQRT(h2)) に入れてみると、可視範囲内であることが分かりました。
じゃ、仰角は何度ぐらいなんだろうかと計算し始めましたが、途中でギブアップ。Copilotに聞いたり、ChatGPTに聞いたりしてみましたが、どうも答えに一貫性がなく、地表面以下を意味するマイナス仰角を算出されたりされました。(プロンプトの内容が悪かったのかもしれません。)
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夜中に屋上に行き、カメラを据えました。この日は水蒸気が多く、星もそれほど多くは見えませんでした。打ち上げの数分前、YouTubeの打ち上げライブを聞きながら空を眺めます。
打ち上げと同時に南西~南南西に向けたカメラのシャッターを切り始めました。
打ち上げから6分ぐらいたった時、周りの星と明らかに違う動きの輝点を発見しました!仰角は20度ぐらいだと思います。これだけ水蒸気があっても見えたのがうれしかったです。
どうもこのあたりでカメラの画角から外れてそうだったので、一瞬の判断でカメラの向きを変更しました。その間の取りこぼしたのは2枚だと思います。