2023/09/20

手持ちSatアンテナ頒布

こちらのアンテナ部品一式(加工済み)を頒布しようと思います。

興味がある方はご連絡ください。




セット内容

  • ブーム アルミ角材 10 mm x 10 mm x t1.1 x L1000 mm 穴あけ済み
  • 145エレメント アルミパイプ φ6 mm 3エレ分 切断/給電部加工済み
  • 435エレメント アルミパイプ φ6 mm 6エレ分 切断/給電部加工済み
  • エレメント取り付け部品
  • ハンドル
  • 三脚アダプター ブーム部品
  • 三脚アダプター アンテナ側
  • 三脚アダプター 三脚側
  • ネジ類


50 Ω BNCコネクターで直接給電できるように設計しています。VSWRには配慮し作成していますが、チョークバランとしてケーブルにスリーブコアを一つ取り付けることをお勧めします。給電部の防水処理はしていません。
工具不要で分解ができます。ネジを緩めることで全エレメントが脱着可能で、ラジエターのみ給電部ごとごっそり外れる構造です。


エレメント長/間隔とシミュレーション結果
下の散布図はエレメント位置関係を示しています。(左→右が放射方向)

145 MHz実測値

435 MHz実測値
(上限440 MHz近くで特性が良くありません。)

三脚アダプター ブーム部品
下の部品で受けます。

三脚アダプター アンテナ側
回転できますので、任意の偏波面に変えられます。

三脚アダプター 三脚側

一式で12,000円です。

部材の色は指定できません。


アマチュアが3Dプリンターで作っているものですので、バリなどがあると思います。

素材(PLA)の都合上、高温の車内では変形することがあります。

けがや損害等の責任は負いませんので、十分ご理解の上ご利用ください。


2023/09/09

アイドリングストップからのイグニッションでリグの電源が落ちないようにするアダプターの件

アイドリングストップからのイグニッションでリグの電源が落ちるので、スーパーキャパシターを使った電源アダプターを作りました。



充電時にはダイオード保護のために100 Ω抵抗を介してスーパーキャパシターを充電し、放電はダイオードから放電するようになっています。入口のダイオードは送信時に発熱し、100 Ω抵抗は充電時に発熱しますので、作られるときは配慮をしてください。

使用したスーパーキャパシターのESRは50 mΩ (1 kHz)です。ですので、6個で0.3 Ω。
充電時には100 Ωの抵抗を通していますが、空っぽのコンデンサはほぼショート状態なので、電源が14 Vの時には100 Ω抵抗に140 mAほど流れます。ちょっと充電時間が長そうなので、100 Ω 5 Wを2個並列にして50 Ωぐらいが良いと思います。

ダイオードはアルミケースに放熱しています。放熱グリスかシートを挟んでください。ダイオードの発熱に関しては、50 W連続送信でも問題はありませんでした。

使用部品 【】は、秋月の部品番号

  • 【P-04251】 電気二重層コンデンサー 10F2.7V
  • 【M-09559】 超高性能SBRダイオードブリッジ(100V40A)(SBRT20U100SLP使用)
  • 【P-11825】 平ラグ板 L-3522-5P
  • 【P-09534】 金属ケース YM-100 (アルミ製)
  • 【R-03996】 セメント抵抗 5W100Ω
他、ゴムブッシュ、線材、ギボシ、ネジ類など。


KASHIWA 受信報告 その2

PM84il のヒト: KASHIWA 受信報告  の続き。 今日から秋祭りの準備🤣で出かけてて、ひとつ前のパスは逃しました。 JE3HCZさんがTLMをSatNOGSに送り込むことができたというXの投稿を見て、12時前のパスで受信してみました。 まず、AOSからいきなりS9の...