移動で使える小八木を作りました。
- 145.8 MHz 5el 9.8 dBi
- 435 MHz 8el 12.5 dBi
- 629 g
- ブーム、エレメント(Ra以外)には穴あけなし。エレメント取り外し可能。
OWAアンテナをベースに、手持ち寸法(1 mちょい)に5エレと8エレが共存できるようにMMANAをつかってチューンしました。
ブームは、10 mm角のアルミチャンネルを使用。角パイプでもokです。エレメントはφ6 mmのアルミパイプです。
図面 (実際には145/435 MHzは直交しますが、同一平面に描いてます)
145.8 MHz シミュレーション
435 MHz シミュレーション
八木を作る時にいつも困るのがエレメントの取り付け。3Dプリンターでエレメントホルダーを作りました。5時間ぐらいで8エレ分の部品ができます。
このホルダーを使うと、エレメントはM4ネジ1個とナット1個でブームに取り付けができます。写真ではわかりにくいのですが、ホルダーの内側にM4ナットが入る六角穴を開けています。また、φ4 mm~6 mmのエレメントに対応しています。ブームとエレメントには穴あけが不要です。
万が一、部材が欲しくなった方は連絡ください。1個300円ぐらいでどうでしょうか😀
給電部。直接給電なので反射が出ないようにシミュレーションしました。こんなのでコモンモードが発生しないか心配ですが・・・。困ったらケーブルに割りコアを付けようと思います。
部材の重さメモ (合計629 g)
- 145 MHzクランプ 5エレ分 ネジ類込み 38 g
- 435 MHzクランプ 8エレ分 ネジ類込み 62 g
- 145 MHzエレメント 206 g
- 435 MHzエレメント 105 g
- ブーム(図面より50 mm長くて1.35m) 147 g
- 給電部コネクター、ネジ、金物類 28 g
- 人間工学に基づいたつもりのハンドル 43 g
天気が悪くて特性の測定ができていませんが、軒先で測定したSWRは1.1でバッチリでした。
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