2023/01/02

シュミカセの洗浄と月面Xの撮影

12/29と30のこと。

2022最後の月面Xがあるということで撮影すべくC8を見たら補正板の内側と主鏡にカビが発生していることに気づきました。以前に主鏡が外せて洗えるということを見たことがあるので試してみました。


補正板の方向を忘れないように、副鏡の脇などに油性ペンで印をつけておきます。
補正板を押さえているプラスチックの輪を外します。インチの六角ネジ6個。
補正板を外そうとしたら貼り付いていて外れなかったので、隙間に六角レンチを差し込んで持ち上げたらすぐに外れました。

フォーカスつまみのカバーを抜いて、+ネジ3個でリングを外します。

いっぱいねじ込むとEリングが現れます。

Eリングを飛ばさないようにラジペンで外して、いっぱい緩めるとつまみが外れます。

主鏡の落ち止めがついているので外します。溝にはまっていますが手で取れます。

主鏡の筒の部分をもって抜きます。
補正板取り付け部の両サイドの切り欠けの意味がようやく分かりました。
主鏡を斜めにしてその切り欠けから取り出します。

主鏡の裏と鏡筒内部。

主鏡を洗剤で洗いました。

元通り組み立てて、光軸調整をしました。
LEDライトに黒い紙を貼ってピンホールを開けたものを通りの出口の塀の上に置きました。
10 cm角の黒い紙で、25 mほど離れて6.8 mmのアイピースで調整。
昼間でも問題なくできました。

試しに電柱を見てみました。
6.8 mm のアイピース (約300倍) でスマホでコリメート撮影。

12/30 20:30 D750で直焦点撮影。
1/500, ISO 800
月の明暗の境目にXが写っています。

12/30 21:00 オートガイド用のカメラ (ASI120MM) で撮影。
500フレームほどスタックしています。

 

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