2023/02/02

やってみよう EME

50 W + 3elでEMEに成功した人がいるようです。ダイポールでも実績ありとか。

DL7APV局ならそれなりのアンテナとパワーでQSOできます。


WSJT-Xの設定方法を記載しますので、ぜひトライしてみてください。


  1. WSJT-X で Mode を Q65 にします。


  2. 赤枠のように設定します。
    TX1はダブルクリックしてDisableにしておきます。
    入力レベルは、ノイズレベルで 30 dB ぐらいに調整します。


  3. アンテナを月に向けて😆受信します。
    何か見えたらWFをダブルクリックして、デコードされたら Enable Tx します。
    FT8とかと同じです。
    (この画像の場合、1200 Hz ぐらいのところでうっすら信号が見えてます。)

DL7APV局は、432.063 MHz に居られます。
私がいままでデコードできたのは、DL7APV、HB9Q、DK3WG、UA3PTWの4局です。

HB9Q LOGGERにログインすると、各局の運用状況がわかります。



(2023/2/2 追記)
・LoTWは以下のタグをつけてuploadすると良さそうです。
<MODE:3>Q65<PROP_MODE:3>EME


・200 Hzぐらいの幅で信号が見えます。左端の縦筋をダブルクリックするとデコードされます。




(2023/2/2 追記: TNX JE1TNL)
WFは Q65_Sync を選ぶと良いです。




(2023/2/5 追記)
ここをチェックすると月の方位、仰角、その他情報が表示されます。


以下を設定して相手に同じ周波数で受信できるようにドップラー制御をかけます。




2023/01/14

三脚取り付け部品頒布

アンテナ部品の頒布 (PM84il のヒト: 頒布予定 手持ちSATアンテナ部品 @支部大会) をしていますが、今日はたまたまお二人に、三脚取り付け部品をご注文いただきました。

上記ページには掲載していませんでしたが、三脚取り付け部品も用意していますので、欲しい方はご連絡ください。

SAT用でなくSOTA用にとご注文を頂きました。うれしい限りです。

三脚取り付け部品は青丸の部品です。
支柱は、塩ビパイプ(VP20) です。別途ご準備ください。

アンテナ取り付け部
回転できますので、任意の偏波面に変えられます。

アンテナ側 (300円)

三脚側 (300円+金具200円)

10 mm角ブームに取り付けられます (200円 x 2個)


一式で1200円です。
部材の色は指定できません。

アマチュアが3Dプリンターで作っているものですので、バリなどがあると思います。
けがや損害等の責任は負いませんので、特性を十分ご理解の上、ご利用いただけますようお願いします。



2023/01/03

冬休みの工作

冬休みの工作として、直下LNAを予定してましたが、12月の中旬には出来上がってしまいました (PM84il のヒト: 435 MHz 直下LNAを作っている件 その2) ので、ADIFを処理するものを作っていました。

HAMLOGで出力したADIFに、衛星関係の文言を追加してLoTW/eQSLにアップロードできるように加工するだけで、大したものではありません。

Remarks1欄の最後に入っている衛星名を一気に置換します。
そのほか、不要なタグを消したりできます。

多分、QSL定義ファイルとかでも作れると思います。

欲しい方は連絡ください。



おしまい。



2023/01/02

シュミカセの洗浄と月面Xの撮影

12/29と30のこと。

2022最後の月面Xがあるということで撮影すべくC8を見たら補正板の内側と主鏡にカビが発生していることに気づきました。以前に主鏡が外せて洗えるということを見たことがあるので試してみました。


補正板の方向を忘れないように、副鏡の脇などに油性ペンで印をつけておきます。
補正板を押さえているプラスチックの輪を外します。インチの六角ネジ6個。
補正板を外そうとしたら貼り付いていて外れなかったので、隙間に六角レンチを差し込んで持ち上げたらすぐに外れました。

フォーカスつまみのカバーを抜いて、+ネジ3個でリングを外します。

いっぱいねじ込むとEリングが現れます。

Eリングを飛ばさないようにラジペンで外して、いっぱい緩めるとつまみが外れます。

主鏡の落ち止めがついているので外します。溝にはまっていますが手で取れます。

主鏡の筒の部分をもって抜きます。
補正板取り付け部の両サイドの切り欠けの意味がようやく分かりました。
主鏡を斜めにしてその切り欠けから取り出します。

主鏡の裏と鏡筒内部。

主鏡を洗剤で洗いました。

元通り組み立てて、光軸調整をしました。
LEDライトに黒い紙を貼ってピンホールを開けたものを通りの出口の塀の上に置きました。
10 cm角の黒い紙で、25 mほど離れて6.8 mmのアイピースで調整。
昼間でも問題なくできました。

試しに電柱を見てみました。
6.8 mm のアイピース (約300倍) でスマホでコリメート撮影。

12/30 20:30 D750で直焦点撮影。
1/500, ISO 800
月の明暗の境目にXが写っています。

12/30 21:00 オートガイド用のカメラ (ASI120MM) で撮影。
500フレームほどスタックしています。

 

2022/12/16

GreenCube IO-117のテレメトリーをSatNOGS DBにフィードする件

GreenCubeを運用し始めた当初から、テレメトリーをSatNOGS DB (SatNOGS DB - GREENCUBE) にフィードするようにというアナウンスが度々ありましたが、先人たちはツールがうまく動かないとか・・で、私は試していませんでした。

JA3TDWさんがTLMを紹介されていて気になっていたところ、ちょうどJH8FIHさんが導入に成功したとのことで、教えてもらいましたので紹介します。


  1. Satellite Telemetry App (TLM) – ZR6TG にアクセス 

  2. 画面下の方からTLMをダウンロードする


  3. 画面下から1/3ぐらいの Available Plugins からGreenCube用のプラグインをダウンロード


  4. ダウンロードしたTLMとプラグインをzip解凍

  5. TLMSuite.exe を起動

  6. File - Settings から必要な設定を行う


    設定する箇所
    ・IO-117のTLEが入ったファイルを指定
    ・手順3でダウンロードしたGreenCube用のプラグインを指定
    ・コールサイン
    ・経度
    ・緯度
    ・標高 (mだと思う)
    ・SoundModemのKISSポートの指定 (ポートを8100にする)
    ・Live serverを選択
    [Save]を押す


  7. 衛星を選択して必要なチェックをします。ビーコンを受信するとフィードされます。




フィードされたデータは以下で確認できます。






435 MHz 直下LNAを作っている件 その2

こちらの続き
PM84il のヒト: 435 MHz 直下LNAを作っている件 


バイアスTの部分を作りました。

カップリングコンデンサは20種類ぐらい試しました。チップコンデンサから始まり、セラミックコンデンサ、ディップドマイカなどなど。容量や並列などいろいろ試して、結局103と102のリードタイプのセラミックコンデンサが一番特性が良かったです。

Lも巻き数や間隔などを調整して、VNAを見ながら通過ロスとVSWRの良いところを選びました。

最終的に、通過ロス-0.39 dB、VSWRが1.27です。


気になっていたリレーの立ち上がり速度の調査。
RF回路にDCを通過させてオシロで計測。

黄色: コイルの電圧
水色: リレーの接点
10 msの遅延がありました。

立ち上がり部分の拡大。
500 usの間、チャタリングがあります。
10.5 msはRFを入れない方が良いようです。

ゴミ箱から拾ってきた同軸にSMAを取り付けます。
芯線のはんだ付け。

編線のはんだ付け。

リレー基板に同軸を接続しました。

バラックでIC-9700につないで動作確認。
メニューで外部プリアンプをONにするとリレーとLNAが動作しました。
送信してRFを入れていきます。0.5 W程度から徐々に上げていき、
50 Wの連続でも発熱等問題がないことを確認しました。一安心。

基板のリレー面は、組み込んだら裏面になるので記念撮影。
ATS製のCX-442というリレーです。コイルは8 V仕様。

シールドBoxに組み込みます。
コネクター部からの浸水や電蝕防止のために、導電グリスを塗りました。

組み込んだところ。

こんな感じになります。
箱は、タカチのHQ16-16-8N、中のアルミ板はHQP16-16、
取付金具はSSK-170、取付金具のネジはSSK-B5-8Tです。

バンドは52~76mm用。φ48.6 mmのパイプに固定できます。
バンドはタカチでSNB52-76を買うと安いんですが、
残念ながらマルツでは取り扱いがなく、ホームセンターで高いのを買いました。





夕方になったので、タワーには取り付けできず、しばらくデスクトップで使用しています。

GreenCubeがS8まで振るようになって、快調です。



2022/12/11

435 MHz 直下LNAを作っている件

GreenCubeがきっかけだったわけではないんですが、サテライトやEMEをしていて435 MHzの受信を良くしたいと思い、いつかは直下プリを入れたいと思っていました。

現在の設備は、アンテナからの同軸は23 mで、10D-FBとは言え、リグに来るまでは2 dBほどのロスになっています。

思いついて1年、GreenCubeの登場が製作開始のきっかけになりました。


WLANなどのデバイスが進化していて、NFが低いMMICがたくさんあるようです。最初はMMICを買って作ろうと思っていましたが、コスモウェーブでBPF付きのLNAを売っていることを知り購入しました。

到着して気づいたのですが、BPFはMMICの出口についていました。アンプの飽和でブロッキングなどを心配していたので、てっきりBPFはMMICの入り口に入っているもんだと信じていましたが、どうやら違うようです。LNAの製作記事を見てもほとんどがフィルターは出口についています。

理由をあれこれ考えていたのですが、たどり着いた答えは、NFを下げるためなんだと思います。アンプの入り口につくロスは、純粋にNFに加算されますので。


でも、サテライト通信では145 MHzのアップリンクがあるので、入り口にフィルターを設けたい・・・、ということで、懸念事項のフィルターづくりからスタートです。

参考にさせてもらったのはこちら。
JN4JGKのアルパカ日記:モビホでSAT。(デュプレクサーの制作) (livedoor.jp)


上記の記事をもとに回路を検討しました。435 MHzを通過させる5ポールのHPF (C - L - C - L - C)を構成して、一つ目のCにはLを並列にして145 MHzのトラップも兼ねさせます。

乗数は上記の記事と大体同じです。

MMANAで空芯コイルの計算をして、都合の良いインダクタンスと巻き数になる直径の物に巻きました。送信パワーは通さないので細い線材です。

18 nHは2ターン、0.17 uHは6ターン。
このあと、特性を調べるために7~10ターンの物も作り、最終は7ターンを使用。

サンハヤトのFR-4の両面ガラエポ基板にマイクロストリップラインを構成します。450 MHzでの誘電率はおよそ4.5、ほかに基板厚さ1.6 mmと、銅箔厚さ35 umもパラメーターになります。
計算すると、50 Ohmの伝送線路を構成するためには、幅3.0 mmにすれば良いようです。また、伝送線路幅と同じだけグランドの逃げがあれば、特性インピーダンスは乱れないようです。

カッターで切り込みを入れて、はんだごてで加熱しながら不要な銅箔を剝がしました。

サンハヤトのスルピンKITでスルーホールを作ります。
20年前にFETを並べてリニアアンプを作った時に買ったもの。

こんな感じに仕上がりました。
Cは7 pFのチップコンデンサを使用しています。
3.5 pFの部分は、直列になっています。
VNAを見ながらコイルの間隔や角度を変えました。(上の写真は調整前)

こちら、フィルターの特性です。
145 MHz: -60.5 dB
435 MHz: -0.115 dB, RL -27.11 dB VSWR 1.092



次に、リレー回路の製作。

本当は、eBayとかでトランスファースイッチを購入予定でしたが、為替の問題とかで意外と高いのと、20年前に買った詳細スペック不明の同軸リレーを所蔵していることを思い出したので、それで作ることにしました。
オークションなどで調べてみると、同様の物はVHF業務機に使用されているようで、UHFでの特性はよくわからないものでした。

CADで図面を書いて、印刷したものを両面基板に貼ってドリルで穴あけします。
マイクロストリップラインの幅も、カッターで図面の上からしるしを付けました。

フィルター基板と同じようにスルーホール加工。

反対面

各ユニットが出来たところ。
リレーユニットはスルーで0.45 dBのロス。自作のマイクロストリップラインでもなななか良い感じです。心配していたリレーも、435 MHz帯で問題なく使用できそうです。
トランスファースイッチだったら0.1 dB台が出てたかも。

無鉛はんだでNコネを付けるのは結構大変でした。
バイアスTの回路はまだできていませんが、ここのカップリングコンデンサやLの調整で、もう少しスルーの特性を良くしたいと考えています。



ここまででアンプに入るまでにNFがどうなるか考えてみると・・・、
アンプ前に追加するケーブル0.15 dB、フィルター0.12 dB、リレー(半分で)0.23 dBで、0.5 dBほどのロスがNFに加算されます。

今週はここまで。




1.2 GHz直下LNA その後

PM84il のヒト: 1.2 GHz 直下LNA製作  の続きを書いてなかったことに気づき更新です。 SAWフィルターが見つかったのでCADで作図、JLCPCBに基板を発注しました。 ここまでは良かったのですが・・・、部品を発注していくと、見つかったはずのSAWフィルターが欠品...